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サマウォ語るのに忘れてはならない食卓。おばあちゃんが亡くなった日の朝ご飯、座ってる椅子の形がみんな違うのにぞくっとした。古い家だと椅子の形がそろってないのは多分よくあること……ではあると思う。50年程度のうちでさえ椅子が不揃いだ。要するに使えなくなったものは捨てて新しい椅子で人数分そろえるからってだけなんだが。
しかし問題は、あの日の朝、あの不揃いな場所で、バラバラにご飯を食べてるってところ。
ネットにあがってたラジオで聞いたフード理論というので語ってたのはいまいちしっくりこなかった。なんかフード理論ってのは
・善人はうまそうに食事する
・正体不明者は食事をしない
・悪人は食べ物を粗末に扱う
というものらしい。ジブリが割と当てはまるようです。そこでは健二が飯を食べない、ってのに注目してたんだけど、なんつーか、あの場合の健二が食べない理由って性格的なものだと思うんだけどな。個食に慣れてると大皿から取って食べる、ってのは難しいと思うんだ。あとそもそも正体不明者じゃなくね?っていう……夏希の彼氏として栄が受け入れてる段階で正体不明者ではなくなってると思うんだよなぁ。まあ侘助で語るならわかる。健二より佳主馬の方がよっぽど正体不明者だよ。
あとサマーウォーズの場合「悪人」はいないんだよなー。ラブマがアバターを吸収するのに「食べる」って形を取ってたのが気にはなるけど。
創作だからこそ無駄な場面はないと思ってます。まあご都合主義ってやつだな。太助さんがワインなのも「なんとなく」じゃないはずだ。
理一さんが独身である理由、を妄想すると禿萌える。必要なのは「生活感」と「得体の知れない感じ」。「ちょっと言えないトコ」なんてちゃかしても、べっつに自衛隊員に限らず勤め人ならある程度の守秘義務ってもんがある。でも所属まで明確にできない、っていうミステリアスな感じを出すのに「あんなにいい男なのに独身かよ!」ってのは強い。ホモなのかロリコンなのか変態なのか悲しい過去があるのか心に決めた女がいるのか。しかも3兄弟ほど日常的に筋肉を使ってないにしろ、あの肉体はある程度鍛えてあるはず。
そのくせ「ねーちゃんメット」のあのセリフ。40過ぎたおっさんの口から発せられる「ねーちゃん」。そして朝の歯磨き。お誕生日の歌の練習。ちょっと言えないところで働いてるすごい人なのにしれっと「普通の人」みたいに溶け込んでいたりする。ちなみに夜の食卓での座る位置ね、下座なのよね。意識して場所が決まってるのは栄だけだろうけど。理一のあの位置だと空いた食器が集まるんですよね。血筋の順で行けば陣内家継ぐのは理一さんだしねぇ。万作って場合もあるにはあるけど。
チャンピオンだったかどうかはともかく、佳主馬がOMCを始めたのは少林寺を習う前、ってのはあってるんだろうか。だって師匠の媒体DSだったんだよね。しかも画面は横スクロールの格ゲーだった。OZの世界の動きってイメージ図的なもので、アバターはある程度プログラミングされた動作しかしないと思ってたんだけど(メールの送受信の画面とか)、ラブマの前にキングが初めて現れた時かな?パソコンの画面にキングカズマがそのまま映ってたから、媒体によって違うのかなぁと思って。
そうなるとOZ経由で少林寺教えてもらったってのは、多分カメラ使って、ってことなんだろうなぁと思う。じいちゃんがアバター細かく動かしてこうこうと説明できる気はしない。から、少林寺を教えてもらうのに多分OMCは使ってない。
何が言いたいかって、佳主馬にとっての少林寺は多分「スポーツ」ではないだろう、てことです。勝ち負けの発生しないもの。生身での少林寺は戦う手段でも身を守る方法でもない。映画で挟まる少林寺のタイミング見ても、精神安定の意味合いで出てくる気がする。カメラ通してじいちゃんと1対1でやってたから対人という認識が薄いんじゃないかな。
あと、数学オタク健二の話じゃないけど、佳主馬の少林寺は「集中しなくていいもの」のような気がする。どっちかってと「集中するためにすること」かな。もう身についてるものをなぞるだけだから、会話しながらでもできる。まあただの妄想です。少林寺できる友達に色々聞いてみようかな……師匠って呼ばれてるし。
なんていうか、佳主馬くんはやっぱり若干OZ>現実なのよね。
どうでもいいけど学校で少林寺やってることばれて少林サッカーってあだ名される佳主馬がちょっと見たいです。いじめや。世代がちょっと微妙。
佳主馬の将来の職業までまだ妄想しきれてないけど、仕事の合間に小学生に少林寺教えてたら禿萌える。いろいろあってOZ=現実になってからね。≦ぐらいが望ましいけど。
自分が「すごい人」だとは思ってない人。数学が得意だけどそれがすごいことだと思ってない。趣味程度な感覚なのかもしれない。「数学が得意」ってことが役に立つことだとは思ってない、て感じ?つうか「僕ただの数学オタクなんでwww」ってニュアンスだな。将来学者になるというよりはサラリーマンになってるんじゃないかなぁ、と思ってそう。
よく見かける「問題を解くのに集中して呼びかけても反応しない健二」は私のイメージとは少し違う。なんか、息をするように問題を解く人、ってイメージ。初めのラブマからの暗号にしても、問題があるから解いた、って感じだし。おもしろそう、難しそう、って思うより先に、何かの問題だな、と思ったから解いたのではないかと思うわけ。問題=解くものってだけで。
集中力の話は私のイメージじゃなくて一応考察結果です。①OZ管理棟のパスワード②最後のパスワードを解いてるとき、どっちも周りの声を聞いてリアクションしてるから(①「数学オリンピック~」「になり損ねた者です」②「頑張れ!」「はい!」)。あと「もう一度解きます!」のセリフも、周りに人がいるという認識がある上での宣言だし。
だから健二にとって数学は、少なくとも「集中しなければ解けないもの」ではない。まあラストの暗算は一緒くたに考えられないものだし。
さっきも言ったけどやっぱり数学オタクってイメージだな。なんか「美しい解」とかにこだわってそう。軽い気持ちで数学教えてよ、って言ったやつがドン引くぐらい細かい。何でそんな意味わかんないことすんの?この問題にはこの公式!これを当てはめたらこんなに美しく解が出るだろ!ってヒートアップするそばで、佐久間がはいはい解けりゃいーんだよこの課題さえ終われば何でもいいから落ち着いて先生、て呆れてる、そんな図を妄想したら案外しっくりきた。
なんていうか、この健二だと他者から見たとき「すっげー難しい問題時ながら平然と世間話をするやつ」になる、ってのが萌える。クラスでさらさらと数学解きながら、「昨日のキングカズマかっこよかったね~」とか言ってるやつ。変態!変態や!
http://www.excite.co.jp/News/bit/E1283405878098.html
先日、「知財高裁がソニーに対し、元社員への発明対価として512万円の支払いを命じた」というニュースが流れた。このニュースを見た瞬間、とりあえず「ちょうど512万円か。切りが良い数字だなぁ」とニュースの中身よりも、数字に目がいった。
しかしながら、他のニュースの見出しでは、「約510万円」や「約500万円」と数字が“丸められている”場合も多かった。「512じゃ中途半端、切りが悪い」ということだろうか。
そもそも、なぜ512が切りの良い数字かというと、512が「2の9乗」だから。2のべき乗(累乗)の数は見慣れている。なので、64(2の6乗)や128(同7乗)や256(同8乗)なども同じく「切りが良い数字、ちょうどの数字」という認識だ。
この「2の累乗数」を見た時の感覚は、なにかの数字が偶然「777」や「1234」や「自分の誕生日の数字」になったのを見たときに「おっ」と思う、あの感覚に近いかもしれない。一種の快感かもしれない。
では、一般的には、256や512は丸められてしまうような、切りが悪いなのだろうか? 言い換えるなら、2の累乗数はキリ番か否か?
この疑問を、色々な知り合いに訊いてみた。
多くの人の反応は「?」といった感じで、全く何のことを言っているのか理解できない、といったような感じだった。やはり結果は「キリ番ではない(切りが悪い)」が多数派だったわけだ。
当初、「理系の人間なら当然キリ番だと感じるだろう」と思っていたが、そうでもなかった。理系でも半数以上は「?」といった反応だった。
とある物理学専攻の知人は、なぜか「理系なら2の指数は覚えるもの!」と言い切ったものの、「専門分野では全く使わない」とのこと。
実は理系といっても、2の累乗数と縁が深いのは、理学系なら数学専攻、工学系なら電気・情報専攻ぐらい。
「切りが良い」と答えた人がなぜそう思うのか原因を突き詰めると、やはりコンピュータやゲームの影響が大きかった。デジタルは2進数なので、2の累乗数はよく目にするというわけだ。
例えば、ゲームなら「NINTENDO64」が昔あったし、コンピュータ関係だと、メモリ等の容量が512MBや16GBなどであったり、以前コネタで取り上げた32bitと64bitの問題など、デジタル関係はとにかく2の累乗数。
ちなみに、IT企業であるエキサイトの社員でも、2の累乗数をキリ番だと感じるのはシステム関係の担当者が中心とのこと。
つまり、理系か文系かというよりは、デジタル関連に明るいか否かがポイント。情報系が専門の人はもちろん、PCなどのデジタル機器に慣れている人は、2の累乗数である256や512を見慣れているので「切りが良くて覚えやすい数字」と認識する傾向だ(もちろん、理系出身のほうがデジタルに強い傾向もあるが)。そして、「2の累乗数で綺麗な数字だから」と答える数学者は、かなり特殊な部類。
結論は「2の累乗数はキリ番と感じるのは少数派」。
この結果に「デジタル機器が普及しているのに意外」と感じた筆者は、根っからの少数派なのだろう。情報専攻でも数学専攻でもないんだけど……。
(もがみ)
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