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読み返してみたら面白いぐらい仮定の話であるwww
ラブマと直接戦い、勝利したのは夏希。健二は参謀みたいなもので、作戦をたてたけど実質対ラブマ戦ではなんにもしてない。
最後のパスワードで健二が救ったのは「陣内家=家族」であり、直接世界を救ったのはやっぱり健二ではないわけだ。
だってあらわしの落下地点は核施設ではなくなったわけだがら、あのまま陣内家にロックオンされてても人間がさっさと逃げれば命は助かる。だからね、世界から見れば救世主はナツキしか見えないわけだ。キングカズマは負けっぱなし。リスがなんかしてるのなんか見えてない。……はずだ。多分ワールドクロックが停止した段階で世界は勝利に酔いしれているはずである。陣内家のように。
例えば新学期が始まって健二が学校へ行ったとしても、彼が取り巻く環境は何も変わらないはず。報道されてたことだってもう誤解だってことは流れてるだろうし、健二があのときリスの仮アバターを使っていたことは佐久間と陣内家の人間しかしらない。騒ぎのときサクマを見つけていた人がいたとして、その近くにいた仮ケンジを特定できる人はいない。
ナツキが世界を救ったことは誰もが知ってるだろうけど、健二があの日夏希と一緒にいたことは誰も知らない、はず。バイトの話は誰にも話してないと思うので。
ざっくり言えば健二の最後の挑戦は「なくてもいい」。だって問題解いてる時間で逃げれるはずだから。
それでも健二が挑むのは、もうすでに陣内家の男だから。家族も郷土も歴史も守るために戦うわけだ。(実際に結婚したときの籍がどうなるかはさて、立場は婿養子と同じで陣内家へ入る、ってことだと思う)
だからこそ健二は最初から最後まで「普通の高校生」であるわけです。陣内家の男は代々すごい人じゃないからね。だと思うんだけどな。あ、だからね、侘助は「すごい人」なのよ。
とはいえ、健二がいなければ夏希が表に立って戦うこともなかっただろうと思われます。花札を選んだのは健二だから。
さてさて、「小磯健二は世界を救ったのか?」に戻るお!「戦争」に注目してみましょう。なぜ「戦争」なのか。私はこれは善悪がないから、だと思います。ウォーゲームから引き継ぐことだけど、この場合における「敵」は「悪」じゃないわけね、悪意は微塵もないから。人間側にしても「敵」でこそあれ、「悪」とは思ってないはず(「遊び」と認識してるから。ウォーゲームは「戦争ごっこ」だし)。まあ戦争と善悪については一概には言えないわけですが。でもサマーウォーズの場合は、なんていうか……競争?知恵比べ?受験戦争的な意味合いな気がするわけです。もっとラブマv.s.陣内家!!!!!!ってんなら、「サマー」ウォーズじゃないと思うのよね。「サマー」は健二くんのひと夏のアバンチュール的な「サマー」だと思う。あと、なんていうの、「倒した!」ってより「勝った!」って感じの雰囲気。同義だろって言われたらなんか語彙足りなくてすいませんと謝るしかない。でも甲子園が並行してる意味はそれだと思うんですよ。
サマー「ウォーズ」と冠していること、陣内家の先祖が武将であること、を考えると、映画内における「作戦」は重要な要素になり得る。かつ兵力を集める能力、健二の場合は「人望」かな。分別ある大人の理一さんがあんたそれ簡単に言ってるけど簡単に借りれるようなもんじゃないでしょってものを簡単に借りてきちゃうような、ね。太助さんだってあんたいくら何でもそれ勝手に使って壊れでもしたらどうすんの!?っていう(客のほとんどが大学やら=収入源のほとんど)、ね。万助じいちゃんもあんたそれ壊れたら仕事……って、要するに、命と言わずとも生活を賭けて勝負を健二に託しているわけだ。だって改めて勝負を挑んだ段階では一旦鎮静化していて急を要すことではなかったわけ。非常事態でもなかったのよ、OZだって管理棟に入れるようになって何か対策してただろうし。まあキーはおばあちゃんのセリフもあるだろうけど。
んで、まあ「小磯健二=陣内家の男」をいきなり否定するわけですが、健二のポジションは「陣内家の男」ではない方がよかったわけ。なぜかっつーと陣内家は「主役」ではなかったから。あくまでも主従の従の立場だと思うので。
健二をブレインとして、夏希や佳主馬、侘助まで全部を手足と考えると、「ラブマv.s.健二」となり、健二が世界を救った、……の図式もそんなにずれてないと思う。
となると健二たちの認識の問題。果たして彼らは何のために戦ったのか、ってことだ。そこで我らが天使佳主馬くんが美しい涙をこぼすシーンを思い出して下さいね。佳主馬くんが守れなかったものは、守ろうとしたのは、「家族」です。
たからさー、なんちゅーか、家族守ろうとしたら結果として世界も守れちゃいました☆……ってことじゃないの、って結論。
ところで「陣内家の男」に注目したとき、万助の職業は非常に気になるところである。万助じいちゃん。まず、なんで地元離れちゃってるのか。新潟て!初めからそっちに分家でもあったのか、惚れた女でもいたのか、ものっすごく好きだったのか(海が?魚が?)。まあご都合主義といわれたら終了なんですが。ン?わからん、分家を継がせるためなら養子に出すって形になるのかしら。だとしたら家系図変わってくるもんな。省略しただけってのもあるかぁ。ってのはまぁ考え過ぎって知ってます。
そんでまあ、その長男がまた上田に戻ってきている、ってのも気になるところです。しかも太助さんて自分で店立ち上げたの?わざわざ親元離れて本家のそばに帰ってきて1代目ってこと?そうだとしたらあざといなwww地元での「陣内」の名前の説得力は頼もしいだろうよwww
さて……主従うんぬんは課題だな。さっき思いついただけだし。モデルの武将で調べたらいいのかな、今なら情報多そうやし。
2010/10/09 メモ Trackback() Comment(0)
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